サーキット走行も十分楽しめるノート NISMO S
1600ccのエンジンを搭載している「ノート NISMO S」は、軽快にエンジンが回り、さらにマニュアル車ということで「操る楽しさ」を味合わせてくれるクルマです。
自分も前モデルの「ノート NISMO S」を所有しているのですが、普段使いも出来つつサーキット走行でも十分楽しめるクルマだと思います。実際にサーキットを走ってみるとわかるのですが、しっかりとボディ補強されており、クルマの安定感やハンドルを切った時のダイレクト感が伝わってきます。サーキット走行に特化した車は、どちらかというとサスペンションやダンパーが固くセッティングされていて、街乗りでは走りづらいという印象が見受けられますが、この「ノート NISMO S」の足回りは、硬すぎず柔らか過ぎず、ちょうどいいバランスでチューニングされており、街乗りもサーキット走行も両立できる仕様となっていますね。
スポーツ走行での運転のしやすさを考えた
ノート NISMO Sのインテリア
また最近の車は2ペダルが多いのですが、「ノート NISMO S」は最近少なくなった3ペダルのマニュアル車。これは「NISMO S」の特徴でもあるんですよ。さらにステアリングやシートなどインテリアの要所にアルカンターラ素材が施されてあり、高級感だけでなくスポーツ走行での運転のしやすさが考えられています。また随所に“ニスモレッド”のデザインが入り、よりスポーティな演出がされています。特に「ノート NISMO S」は、マニュアル車ということもありタコメーターに施されているレッドのデザインが工夫されていて、現在エンジンが何回転で回っているのかを一目でわかるようになっているあたりは、僕が乗っているGTマシン同様、扱いやすい車になっていますね。そしてオプションのRECAROシートは、とってもホールド感があり、サーキット走行ではその威力を発揮します。サーキットでのスポーツ走行を考えられている方は、是非選択してみてください。
ノート NISMO Sでサーキットを楽しむなら、
フロントL.S.D.の装着がおススメ
僕は「ノート NISMO S」を所有していますが、街中6割、サーキット4割という使い方をしています。そんな中、サーキットを走ってみるとさらにいろんなパーツが欲しくなってしまうんですよ(笑)。
それらのパーツは、NISMOパフォーマンスセンターで購入できるのですが、僕が開発を担当した車高調整式のダンパーだったり、チタンマフラーだったり、ECUのコンピューターチューンだったり、いろんなNISMOパーツがあるので、これを装着してみるのもいいと思います。サーキット走行を楽しんでいただくために、一番お勧めしたいのが「フロントL.S.D.」。コーナーをより速く走ることができるんです。まずはノーマルでサーキットを走ってみて、タイムが出るようになったら、少しずつこういったNISMOパーツを投入していくと、サーキット走行がより楽しめると思いますよ。また、いきなりサーキット走行が怖いなぁという人のためには、「NISMOドライビングアカデミー」への参加をおススメします。僕も講師を務めさせていただいている「NISMOドライビングアカデミー」に参加すれば、安心してサーキット走行を楽しむことができますので、是非参加してみてください。
NISMOパーツの詳細はこちらから
アクセルを踏んだ時のレスポンスが良いノート e-POWER NISMO
「ノート e-POWER NISMO」このクルマはベース車と味付けが若干変わっていて、「セレナ NISMO」と同じように、アクセルを踏んだ時のレスポンスが非常に良い。そして、アクセルを戻した時の回生ブレーキ(僕はこれを「デンブレ」って言っているんですが…)、これがよく効くんですね。サーキットでこの車を走らせたときに感じたんですが、アクセルを踏んだ時の走りの感覚は、とってもトルクフルでサーキット走行向きの車なのではないかなと思いました。
どういうシーンで楽しみたいか考えながら、
自分に合ったNISMOを選択してほしい
ノート NISMOシリーズは、3種類の中から選ぶことができますが、それぞれに良さがあります。例えば、「NISMO S」は、久しぶりにマニュアル車に乗ってサーキット走行を楽しみたいなぁという方にはおススメ。また「e-POWER NISMO」は、サーキット走行でも十分楽しめますが、街中でゼロ発進の時の加速感はとっても気持ちいい。その気持ち良さを味わいたい方におススメ。そしてもう一台の「NISMO」は、僕の相棒 ロニーの奥さんの愛車でもあるけれど、街中でもNISMOの味付けを十分愉しめるチューニングになっています。僕は、どういうシーンでカーライフを愉しむのかを考えて選んでもらえると自分に合った 「NISMO」を選択できるのではないかなと思います。
NISMO専用 e-POWER Driveは、優れた静粛性や燃費性能を維持しながら、より高揚感のある加速を楽しめるよう専用チューニング。加えて、専用ボディ補強や専用サスペンションの採用により、質の高い一体感のある走りを実現。ノート e-POWER NISMOでスポーツドライブの新たな歓びへ。
主な専用仕様
NISMO専用 e-POWER Drive、YOKOHAMA DNA S.driveタイヤ、e-POWER NISMO専用ボディ補強&サスペンションチューニングなど
メーカー希望小売価格(消費税込)
2,464,560円〜
アスリートのような精悍なエアロスタイルに、ブラックにレッドアクセントが映えるインテリア。専用チューニングのHR12DDRエンジン×エクストロニックCVTと、トータルチューニングされたボディ&足回りが、爽快な走りを実現。スタイリッシュなノートNISMOで、輝く毎日へ。
主な専用仕様
NISMO専用チューニングHR12DDRエンジン×エクストロニックCVT、ブリヂストンPOTENZA RE080タイヤ、NISMO専用ボディ補強&サスペンションチューニングなど
メーカー希望小売価格(消費税込)
2,100,600円〜
専用チューニングのHR16DEエンジン×5速マニュアルトランスミッションの走りを支える、NISMO S専用に磨き上げたボディ&サスペンション。NISMO直系ワークスチューンならではの、ハイレベルなドライビングを実現する数々のテクノロジー。その情熱とスピリットを、ノートNISMO Sで体感。
主な専用仕様
NISMO S専用チューニングHR16DEエンジン×5速マニュアルトランスミッション、ブリヂストンPOTENZA S007タイヤ、NISMO S専用ボディ補強&サスペンションチューニングなど
メーカー希望小売価格(消費税込)
2,328,480円〜
日産ノート e-POWER NISMO試乗!【日産ダッシュボード】
SUPER GT MOTUL AUTECH GT-R のドライバー 松田次生選手が、ノート e-POWER NISMOの走りを首都高速でチェック!ノートNISMO専用にチューニングされた電動パワートレインe-POWER driveの走りは?!
NISMO ドライビングアカデミーに日産ノート e-POWER NISMOで参加してみた!
アカデミー校長のミハエル・クルムをはじめ、NISMOレーシングドライバーの豪華すぎる講師陣による丁寧な指導で、初心者でも思いきりサーキット走行を楽しめます。
レーシングドライバー直伝レッスンを体験!【日産ダッシュボード】
これからサーキット走行を始めたい方向けのスポーツドライビングレッスン「NISMOドライビングアカデミー」。プロドライバーの指導のもと、ドライビング技術を基礎からじっくりと学べる充実したプログラムです。
【ラリー】全日本ラリー選手権Rd.2(唐津)ダイジェスト【日産ダッシュボード】
2018年全日本ラリー第2戦「ツールド九州 in 唐津」に、往年のニッサンラリーサービスから「NRSノートNISMO S」(高崎巧/馬場裕之)がデビュー。車載カメラとドローンによる映像で、ノートNISMO Sの勇姿をチェック!