ニュースリリース

NV200バネット ワゴン 「ライフケアビークル(LV)」シリーズを一部仕様変更 ---あわせて、NV200バネット「運転席マイティグリップ」を追加---

2014.09.03

日産自動車の関連会社である株式会社オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:宮谷 正一)は、「NV200バネット ワゴン」の一部仕様変更に合わせ、これをベースにしたライフケアビークル(LV)*1「チェアキャブ 車いす1名仕様 3人掛けリヤシートタイプ」と「アンシャンテ ステップタイプ」を一部仕様変更すると発表しました。また新たに「運転席マイティグリップ」も設定し、日産の販売会社を通じて9月3日より全国一斉に発売します。

NV200バネット「運転席マイティグリップ」
NV200バネット「アンシャンテ ステップタイプ」

今回の一部仕様変更では、ベース車と同様に安全に関する法規制強化への対応としてVDCを標準装備としました。あわせて、ボディカラーのラインナップについても見直しを行い、「ラグーンブルー(PM)*2」と「タイガーアイブラウン(PM)*2」を新たに追加しました。また、シートデザインをより洗練された黒とグレーのコーディネーションに変更しました。

NV200バネット「チェアキャブ 車いす1名仕様 3人掛けリヤシートタイプ」

NV200バネット「チェアキャブ」は、車両後部のスロープから車いすのまま車内に乗り込める車両です。コンパクトなボディサイズでありながら充分な室内空間を確保している「NV200バネット」の特長を活かし、病院や福祉施設の送迎車や福祉・介護タクシーのほか、ご家庭での介護用にも幅広くご好評をいただいている商品です。
2列目シートに「6:4分割式の3人掛けシート」を採用していることが特徴で、車いす乗員が乗らないときには通常の「NV200バネット ワゴン」と同様に、2列目シートを3人掛けとして使用することができます(定員5名)。車いすは2列目シートの運転席側を折りたたんで乗車し、2列目シートの助手席側には介助者などが座ることができます。その他、乗降用手すりやオートステップなどを装備することで、介助者や自力で歩行できる方にも乗降しやすい仕様としています。

NV200 バネット「アンシャンテ ステップタイプ」

NV200 バネット「アンシャンテ ステップタイプ」は、車内への乗降を容易にするオートステップを、助手席側スライドドアの下に装備した車両です。ステップが一段増えることで、お年寄りや小さなお子さまなどの乗降時の負担を軽減することができます。病院や福祉施設の送迎車として使用時にも便利な乗降用手すりやステップランプをオプション設定しているほか、今回新たに、セカンドシートお乗りの方が走行中などにつかまることができるグリップを、運転席と助手席のシートバックに装備しました。

NV200バネット「運転席マイティグリップ」

NV200バネット「運転席マイティグリップ」は、耐荷重を高めた運転席乗降用グリップを装着した車両です。運転席右手頭上に装着される「運転席マイティグリップ」は、成人男性がぶら下がれる強度とするために耐荷重を100kgとしました。車いすから運転席への移乗の際にグリップに全体重を掛ける必要のある方や、腰や膝の痛みなどで乗り降りに不便を感じ、グリップに体重を掛けてしっかりとつかまって乗り降りしたい方に向けたアイテムです。

*1: 日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life Care Vehicles)と呼んでいます。
*2: (PM)はパールメタリック。

全国希望小売価格(消費税込み)

以 上

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