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Special Interview Satoshi Motoyama サーキットでは見られない本山哲選手の素顔

いつも、目の前のレースしか見えていなかった
本山哲選手
―― レーシングドライバーになりたいと思ったのはいつ頃ですか?
カートを始めたばかりの頃は、はっきりと将来レーシングドライバーを目指していたというわけではなく、憧れに過ぎなかった。多少賞金がもらえるようになったり、スポンサーがついたり、自分が頑張った結果でお金がもらえるようになってからですね。プロのレーサーとしてやっていこうと決めたのは。

―― では、本山選手自身ではどこからがプロドライバーとしての スタートだったのですか?
カートではすでにプロに近い形で参戦が出来ていたのですが、(上のカテゴリーに)ステップアップしてからはまた新人からのスタート。でも、景気が多少いい時代だったからか、F3二年目で少ないんですが契約金を貰いました。ここからがプロのスタートです。
※全日本F3選手権

―― その頃、プロドライバーとしての将来、たとえば今の年齢の自分をどのように思い描いていましたか?
先のことは全く考えていなかった。もちろん“頂点を目指す”という気持ちはありましたが、まずは目の前のレース、そしてその年のチャンピオンシップ。いつもそこしか見えていなかった。目の前のことに全力を尽くさなければ先はないと思っていました。この職業は基本的に一年契約。そういう意味でも、一年一年が必死でした。

本山哲選手
―― プロドライバーをやめた後の今後=将来を考えたりしますか?
若い頃は考えていなかったけど、最近は少し考えています。でも、やっぱりレース。国内モータースポーツの繁栄のために、力になりたい。僕が子供の頃に夢見た職業のひとつが“レーサー”。でも、ここ数年はレーサーを夢見る子供が少ないように思う。車やバイク、モータースポーツをもっと好きになってもらうために、引退後も自分は何か出来るんじゃないかなと思っています。親友だった大治郎(故・オートバイロードレーサー 加藤大治郎)ともよく話していました。お互いの世界でトップになったら、その後は自分達を育ててくれた世界の後継者のために、応援していこうって。
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